心をなくす事なく

先月、義母が亡くなり、後片付けや法事で今月も慌ただしい日々を過ごしていました。日本という国は家族ありきで出来ているのだと改めて感じます。亡くなった後の事務手続きが多いこと。残された家族がやるという前提で悲しむ間もなく諸々の手続きが待っています。先日法事が終わりやっと気持ち的に落ち着いたところです。

慌ただしく過ごしているとうっかりミスをしてしまう事も多くなりました。年齢的な事もあると思いますが、忘れたり見過ごしたり。後から気が付いてがっかりしますが、まだ気が付くだけましなのかもしれません。

先日もスーパーで電子マネーカードを使用し、その後コンビニで支払いをしようとしたら見当たりません。チャージしたばかりだったので焦ってスーパーに落とし物の問い合わせもしても見つからず、かばんと財布をひっくり返して探したらいつもとは違うところにしまっていました。多分無意識にしてしまったのだと思います。買ったばかりの調味料をどこにしまったかわからなくなったり、買った事を忘れてまた買ったり。注意力が無くなり、ただ漫然と惰性で生きてしまっているようで残念な気持ちになります。

心を亡くすと書いて忙しいという漢字になります。確かに忙しい時ほど心ここにあらず、思いがけない失敗をしがちです。年には抗えないですが、どの瞬間もしっかり自分らしく生きていたいと思います。そのためにも瞑想をし、心をなくす事無くクリアな気持ちで毎日を過ごしていきたいと思っています。