自分へのエール

以前は寝る前の静かな時間の瞑想が好きでしたが、このところ瞑想は日中、暖かな陽射しの中、リビングで瞑想をすることが多くなりました。

思い悩む事が多かった若い頃は、瞑想で想いを捨て、しっかり睡眠を取って明日に備えていました。静寂の中、本当の自分と一体になれるような気がしていましたし、私は私でいい、見失いそうな自信を瞑想の度に得ていたような気がしています。

このところはベッドに入るとすぐ眠くなるし、しかも最近は寒いので体を冷やしたくないので就寝前は出来なくなってしまいました。年々心と体が変わるのですから瞑想も変化していくのでしょう。

今年もあと数時間で終わろうとしています。今年残念だった事は、膝を傷め、体力の衰えを実感したことです。コロナ前に通っていた運動施設を辞め、そのツケが来てしまったようです。思えばこれから年を重ねる事とは色んな能力を少しづつ失っていく過程なのかもしれません。その下り坂を少しでも緩やかに、楽しい道のりになるよう工夫をしていきたいと最近感じるようになりました。

昼間の瞑想の良いところはエネルギーに満ち溢れるという事につきます。かつて夜の瞑想で探し求めた本当の自分から「大丈夫」とエールが送られてきます。ともすればネガティブになりそうな心に光が灯ります。今日も自分を受け入れ、しっかり生きようと前向きな気持ちになります。

来年はどんな年になるのでしょうか。ここ数年は変化の流れが早く、不安になる事もありますが、瞑想で自分へのエールをしっかり受け取り、自分らしく過ごしていきたいと思います。