先日、近所のショッピングモールで義母と同じ施設に実母さんが入所されている奥さんとばったり出会い、距離をとりつつ話をしました。フェンス越しに面会が許されていた施設でしたが、感染者の急増で面会は中止となり、その奥さんはかなりがっかりされていました。そしていつまでたっても自由に外出できない現状に鬱になりそう、と。
多分、もう少しの辛抱と思っていたらきつくなるかもしれません。私も今の現状を受け入れることができなかったら辛いと思いますが、この中で生きるしかないと腹をくくった途端、楽になりました。義母にも実母にも会えませんが、出来る限りをしようと思っています。幸い差し入れ等は大丈夫なので喜びそうな物を送ったり手紙を書いたり。私自身が後悔しないようにしたいと思っています。
それから人と会わなくなったので楽になった事もあります。マスク生活でお化粧をしなくて良くなった事。肌が弱いのにもかかわらず、今までは知らず知らずのうちに無理をしていたようです。お洋服も着心地の良い物しか選ばなくなりました。他者の目を意識しない生活は思いの外快適です。
無くなってしまい残念なことも沢山ありますが、今まで当たり前にやっていた事を見直し、本当に自分にとって大切なのか、必要なのかを考える良い機会になっています。内面を見つめ、シンプルに生きる。このような状況だからこそ毎日を元気に心地よく、私の時を大切にしていきたいのです。