数日前にアップされた金井先生のメッセージ「感情を表現する」を読みながらここ最近の自分の感情について考えました。先月のコラムにも書きましたが、長いコロナ禍、鬱々とした空気にのまれ楽しい気持ちが表現出来なくなっている日常を送っていました。
それでも先月金井先生にお会いした時、とても元気ですよ、と言って頂き、驚きそしてほっとしました。私が感じているのは世間を覆っている漠然とした不安、それを何となく感じているだけで、私自身は何も変わっていない事がわかり安心しました。テレビ等のネガティブな情報の影響を受けている人は多いような気がします。感受性が強い人は同調してしまうかもしれません。
また数年前、義両親を在宅で介護していた時、低音障害難聴という耳の病気になったことがあります。低音が聞こえにくくなる病気で、比較的女性がなるようです。耳鼻科の先生に季節の変わり目、疲れやストレスが原因ですよ、と言われた時そんな事はないとびっくりしました。疲れもストレスも無縁だと思い込んでいたからです。元気で在りたいという願望もあったかもしれません。自分の心と体のサインに気づく事が出来ませんでした。
不調だと思えば意外と元気だったり、その反対もあったり。すべてが変化している中で自分の感情を正確に知ることは思いの外難しいです。そして金井先生の言われるよう、自分の感情をどんな時も正直に表現するように心がけていきたいです。