幸せへの直感

瞑想を始めて間もない頃。
当時私は広島で金井先生から瞑想の指導を受けていました。
何気なく「広島が終わったらお帰りになるのですか」とお伺いしましたら「これか
ら福岡へ出張ですよ。」とお答えになりました。その頃の私は仕事とはストレスが
多く疲れるもの、と思っていたので「大変ですね」という言葉が口をつきました。
すると先生は「皆さんにお会いし瞑想を共にでき、私は幸せなのですよ。」にっ
こり笑ってお答えになりました。

適当にストレスを発散しながら周りにに合わせて生きる。そんな生き方しかないと
思っていた私は先生の言葉に驚き、光が差し込んだような気がしました。

本当に幸せな人に初めて出会えた〟この道にきっと幸せがある。それは私
の直感でした。

瞑想を始める前は、自分が嫌いで自信もなく人並みになりたいと思っていました。
いつも後悔と心配ばかりでうまく生きるための術を身につけなければと思いこんで
いました。
私は私のままでいい。瞑想を続けるにつけそう思えるようになりました。想いから
離れ心が自由になるに従い、今この瞬間が楽しいと思えるようになっていきまし
た。この瞬間の積み重ねが幸せなのだと感じます。

あの時の先生の笑顔と言葉は今も鮮やかに覚えています。直観に従って良かっ
たと心から思います。

我が家の玄関にあるプチお雛様です。子供の頃、実家のお雛様はお内裏様が左だったような・・・。調べたら関東と関西では並べ方が違うようです。今は川口在住なのでお雛様を左側にしました。