瞑想の年月

年初めの金井先生を囲んでの新年会の帰り、会場を一緒に出たAさん達とお茶を
しました。Aさんは金井先生の講話のカセットテープをCD化する作業をされてお
り、テープの話をしたご縁で古いテープを数本お送りする事になりました。

お送りするにあたり、久し振りに古いテープを引っ張り出し、該当のテープを探し
聞いてみました。懐かしく新たな発見もあり、思いがけず有意義な時間を過ごしま
した。1990年頃から送って頂いている沢山のテープは私の瞑想の年月のような
気がします。
来る日も来る日もテープを聞きながら瞑想した日々。
昔の私は今より苦しみが多かった分、今よりも真剣に瞑想に取り組んでいたよう
に思います。劣化がひどく、聞くことができないテープもあり、残念に感じながら
も、私の瞑想の時間がテープに重なっているような気がしました。

最近、瞑想教室の生徒さんから「瞑想を続けていたら自分を達観して見られるよう
になりますか」という質問を受けました。私は迷わず「今より楽になり出来ますよ」
とお答しました。それは私が体験をしているからわかる真実です。
苦しみや悲しみが深いと一度や二度の瞑想で効果は感じられないかもしれません
が、瞑想で想念を切り続けた分だけ心は軽くなっていきます。継続する事が大切
だと思っています。

先日も過去に瞑想をしたけれど続かなかったというメールを頂きました。
一人で瞑想を続けるのは難しいのかもしれません。

継続するためにもぜひ教室に足を運んでみません

金井先生と新年会にて