9月の連休に旅行に行ってきました。旅行の前日、義母が転んで膝を打撲したと連絡があり、急いで様子を見に行きました。
曲がるし歩けるようなので骨折ではなさそうです。冷やした方が良いので義母に湿布があるかと尋ねたところ、腰痛で通っている病院からもらっている温湿布ならあると言うのです。まず冷やさなければと思い、急いで薬局へ走り、冷湿布を買い義母に貼りました。膝は少し腫れていましたが傷もなくひどくはなさそうでした。冷湿布を貼ってね、と言い残し旅行へ出かけました。
旅先から様子を聞くため電話をすると湿布を病院からもらっている温湿布に変えたと言うのです。私が冷やした方がいいのではと言っても「病院の方がきっと効くよ。」と言うばかり。義母にとっては冷やすとか温めるとかより、薬局より病院の方が効き目があると思い込んでいるのです。電話では説得は出来ませんでした。
旅行から帰った夜、電話をしてみると、段々痛くなってきてヨードチンキを塗っていると言うではありませんか。「やっぱり転んだら赤チンよね。」と。傷など全く無かったはずなのに。。。これは病院へ行くしかないと思い、休み明けに整形外科へ連れて行きました。
ぐるぐる巻かれた包帯を解き、膝を見て驚きました。真っ赤にただれているのです。
「やけどの水ぶくれが破裂している状態で、うちではなく皮膚科へ行ってください。」と医者に言われました。
診察を受けながら私はちょっとショックでした。あの時冷やしていたらこんな事にはならなかったろうに。義母もしょんぼりしていました。
お陰で皮膚科で頂いた薬で今では傷はすっかり良くなりました。本当に安心しました。義母も大変だったでしょうが、私も今回は色々考えさせられました。
義母は早く治りたい一心で悪気はなかったのです。ただ思い込みが激しく我を通してしまった。。。。自我を強めれば事態は悪化し時には痛みを伴う。それは心にも体にも。義母の言動で気づく事が沢山ありました。