昨年末。いつも通り忙しくバタバタと過ごしていました。毎年、お正月は
お客様を迎えるのでその準備や段取りなどで義両親宅を度々訪問したり。
義母は耳が悪いので電話では話が伝わらないため、わかるように声を張り
上げ少し無理をしたようでした。
３１日、大晦日の朝。起きると声が全く出なくなっていました。風邪気味
ではあったものの熱もなくたいした事は無かったので驚きました。声は一
体どうやって出していたのかしら、と思うくらい何もしゃべれない状態で
した。年末年始の一番大事な時に想定外の出来事が起きてしまったので
す。
最初は、ささやき声と筆談で乗り切ろうと考えましたが、夫の「無理じゃ
ないか？」の一言であきらめました。長い瞑想生活で学んだ事は出来る事
と出来ない事を見極めること。出来ない事はあきらめ、出来る事に力を尽
くす事でした。
残念でしたけど、大晦日とお正月の集まりはキャンセル。体は元気でした
ので、例年通り、お正月用の料理を作り夫に届けてもらったり、初詣に出
かけたり。喋れなくても出来る事を楽しみました。結果、結婚して初めて
夫とのんびりとしたお正月を過ごす事が出来ました。
お正月明けに病院へ行ったら声帯炎との診断でした。｢すぐ治りますよ。｣
という先生の言葉にホッとし、やはり初めての経験に不安だったのだと感
じました。昨年は何度か喉の調子を崩し咳き込む事が多かったのですが、
こんな病気になるなんてと反省しました。今年は特に喉や気管支など弱い
箇所に心を配り、ケアを怠らないようにしなければと思います。
今年は思いがけない出来事が起きる年だとか。今まで通り出来る事をやり
ながら今まで以上に慎重に過ごしていこうと思っています。
