捨てる秋

明日から10月。すっかり秋らしくなりました。
朝晩冷え込むので、先日とりあえず長袖のシャツとジャケットを引っ張り出しまし
た。クローゼットを見ながらそろそろ衣類の整理をしなければ・・・と思っているとこ
ろです。
実はもったいない世代の両親に育てられた私は、物を捨てるのが苦手です。
せめて衣替えの時にはいらない物を整理し、捨てるようにしています。

瞑想もそうですが、捨てるという事は意外と難しいと思います。意識し、やり方を知
り、コツコツやらなければ、いらない物(想いも)がすぐ溜まってしまう気がします。

断捨離、という言葉が流行り、よくテレビで紹介されていました。その時「沢山洋服
を持っていても、いつも同じ服を着ているだろう」という問いかけに思わず苦笑い
をしてしまいました。私が正にその通り。そう言えば、この夏も気に入った服ばか
り着ていました。
他にも「服があるから、福が来ない。紙があるから、神が来ない」とか、「古い化粧
品は女を古くする」など。当たっているようで可笑しくて、古い化粧品や溜まってし
まった試供品を捨てた事があります。

衣替えもそうですが、季節の変わり目には物事を整理し、リセットしたくなる気がし
ます。新しい洋服を買うためにはまず古い服を捨て、クローゼットのスペースが必
要です。

金井メソッド瞑想で捨てる瞑想を続けていけば新たな自分を発見できる。
そんな秋はいかがでしょうか。

道端に可愛い花が咲いていました。調べるとランタナという名前でした。色とりどりの花をつけることから和名は七変化というそうです。紫色の実には毒があるとか。ちょっと紫陽花に似ています。