最近二人のお友達とお茶をし、悩みを聞く機会がありました。
一人は友人が独身の頃からの付き合いで、独身の頃は職場の女性同士の派閥
に巻き込まれ、悩んでいました。その後仕事を辞め、結婚し、この間会った時は
姑さんとの悩みを話していました。そして今、子供が幼稚園に行くようになってから
は、幼稚園のママ友達と、またもや派閥に巻き込まれているのだとか。状況や環
境が変わっても彼女にとっていつも人間関係が悩みの種のようです。
もう一人は、数年前は休職中で正社員になることが望みでした。とても真面目な
友人で派遣やアルバイトをしながら頑張っていました。念願かなって正社員にな
り、最近では正社員ならではの仕事の重さに悩んでいました。彼女にとっては仕
事が悩みの種のようでした。
私も以前は恋愛や仕事、人間関係など悩みの宝庫でしたが、瞑想を始めてから
はあまり悩むことがなくなり幸せだと思っていました。しかし最近新たに「健康」と
いう心配事が加わり若い頃にはなかった悩みだと思い知りました。
私たちは「健康」「人間関係」「仕事やお金」などその都度環境や状況を変化しな
がら悩んでいくのでしょうか。
以前、熱心に瞑想をしていた知人が、悩みが解決したから瞑想を辞めると聞き、
とても驚きました。
悩みは一つではなく、生きていく以上変化し続くのだと思います。
だからこそ、謙虚に自分を見つめながら、自我を超えるべく瞑想を続けていきた
いと思っています。