11月14日~24日の10日間、インド研修に行ってきました。
わたしにとっては2006年以来5回目のインドになります。初めてインドに行ったのは1995年で、やはり金井先生のインド研修でした。その当時の私は初めてのインドで不安がいっぱい。今回のインドは終始リラックスをしてインドを楽しむ事ができ、金井先生とインドに成長させていただいたのだと思いながらインドを旅しました。
デリー到着後、ガンジス川沿いにある聖地バラナシに移動し3泊しました。この地を訪れる度に思うことは、ここは弱肉強食、強くないと生きていけない、ということです。人も動物も生も死も何もかも飲み込むガンジス川を前に、私もエネルギーが高まり日本より強くなっていくのを感じていました。
沐浴.JPGガンジス川は聖なる川、すべての悪から身を守るとか。人々は朝早くから夜遅くまでガートに集まり、沐浴し祈り、洗濯し、最後にはここで火葬され灰や遺骨まで流してしまう。そんなガンジス川を眺めながら瞑想したり、バラナシ近くにあるお釈迦様が初めて説法した地、サールナートで瞑想をしました。
バラナシの強いエネルギーや喧騒の中で静かに自分を見つめていると内側から何かが浮き上がってくるようでした。
その後カジュラホに移動し、こちらも3泊しゆっくりと瞑想を楽しみました。ここは10世紀頃チャンデーラ王朝が残したタントラの寺院群があり、寺院の壁面を飾る美しい彫刻が有名です。15年前初めてこの地を訪れた時は、のどかなインドの田舎町という印象でしたが、最近は公園も整備され、観光客も増えたように思います。それでも穏やかな空気はそのままで寺院群は私たちが瞑想をするのを待っていたかのように変わらずそこにありました。
初めてカジュラホで瞑想をした時、包み込まれるような波動に驚き、私のすべてが受け入れられたと感じ、これが愛のエネルギーなのだと思ったことを思い出します。ここはきっと永遠に穏やかで優しく、今回も私達はそれぞれ自転車やリキシャを走らせ、お気に入りの寺院で心ゆくまで瞑想しました。
その後デリーに戻り観光や買い物を楽しみました。私は半日のデリー観光をしましたが、たった半日で喉を傷めてしましました。経済の成長が著しいインドですが、環境汚染、空気汚染もすざましいものでした。それでもクトゥプ・ミナールでの瞑想は気持ちよかったです。
帰国後、一週間が経ちますが体の中にまだインドの波動が残っているようです。 インドを旅し、瞑想し、日本では得られな貴重な体験や気付きがありました。
ともにインドを旅して下さった皆様と、いつも見守って下さった金井先生に感謝の気持ちでいっぱいです。