インドから帰って、日本の静かな自然の中で瞑想したいと思い立ち、高麗神社へ戸外瞑想に行ってきました。
教室に参加されているKさんは山や自然にとても詳しく、Kさんの案内と運転で埼玉県日高市の高麗神社へ向かいました。
高麗神社は高句麗の王様の御霊をお祀りした神社とか。韓流スターのポスターなどもありましたし、駐車場の魔よけの将軍票は韓国風のものでした。
名だたる政治家や財界人がお参り後、総理大臣になったり要職に就いたことから出世明神としても有名だそうです。そのせいでしょうか、出世を願いお参りされた人々の名刺が置かれていました。
私は出世には興味がありませんが、インドで湧きあがった内なるエネルギーをこれから生かしていきたい、そんな気持ちになりました。
雨上がりの境内は人影も少なく、清々しさの中にも躍動感が感じられ気持ちよく瞑想できました。
その後、偶然に山道を見つけ、導かれるように登っていくと小さな祠がありました。高麗神社の奥の院のような佇まいですが、水天宮とありました。座って瞑想はできませんでしたが、祠を囲み、まっすぐ伸びた木にもたれて瞑想しました。まるで母なる子宮のような場所で、純粋なエネルギーに満たされていくようでした。
この辺りはのどかな田園風景が広がっており、気持ちよく散策が楽しめます。
近くを流れる高麗川には清らかな水が流れ、白鷺やかわせみが水辺で戯れれていました。かわせみが青い背を翻し、チッチッと鳴きながら魚を捕っているのを間近かで見ることができました。
心地よい川のせせらぎを聞きながら河原で瞑想すると、心身がリラックスしていくのがわかります。
日本の穏やかで静かな自然の中で瞑想するのもいいなと、久しぶりに自然を満喫した一日となりました。