計画の喜び

この夏は暑さが事の外厳しかったように思います。昨年の今頃、体調を崩
して入院したので、無理をしないように気を付けて過ごしました。私たち
世代は、元気でありたいとつい無理をしがち。友人たちにも昨年の経験を
踏まえ、ラインやメールの最後には無理しないでと言葉を添えていまし
た。

そんな中、田舎の親友が病気で入院してしまいました。忙しく仕事をこな
す彼女がずっと心配で、無理してはダメといつも言っていたのに、仕事以
外にも町の役員や地域の飲み会など、頼まれると断れない性分の世話焼き
さんでした。

私も経験がありますが、あの時休んでいたらとか病院へ行っていたらと後
から思うことがあります。友人も体の異変に気が付いていたけど仕事で病
院へ行けなかったと言っていました。結果、長く仕事を休むことになるの
ならやはり行くべきだったのでしょう。これが正常化バイアス、自分は何
とかなる、大丈夫と思いたい気持ちが働いてしまうように思います。
自分をありのままに見て、自分にとって必要なことを選択する。とても大
切だと思います。ついつい前はこうだったとか、これはこうだったとか経
験値に頼りがちですが、私たちの世代は立ち位置が刻々と変化していくよ
うに感じます。だからこそ、今の自分を知る事が重要だと思います。そし
て自分を知るためにも瞑想はかかせないのです。

病気になった友人とのラインで、元気になったらまた遊ぼうねというやり
とりがありました。その時、未来に計画を立てることは、なんて素晴らし
いことなのだろうと感じました。今まで当たり前のように未来の時間は
やってくるものだと思っていましたが、計画をたてることは本当に幸せな
ことなのです。

私は自分に出きることをやっていくつもりです。瞑想で自分を観て、自分
を知り、日々を生きていこうと思っています。